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2022年2月27日 (日)

ロシア、ウクライナ侵攻で突きつけられた日本国憲法・第九条の矛盾。鎌倉殿の13人はおもしろい。2022年2月27日

まさか、ウクライナをロシアが本気で侵略するとは思っていなかった。
経済合理性で考えればまったく利益はないのに、やってしまうところが強権国家の怖いところだ。
しかし、ロシア・プーチンに経済合理性が全くなかったわけではない。早い段階から中国とインドとUAEは、ウクライナ侵攻を容認していた。中国は台湾・尖閣を、インドはパキスタンを、UAEはイスラエルを、これから侵攻予定なので反対はできなかった。
天然ガス供給で首根っこを押さえつけられているドイツ・EUも、本心ではロシア制裁に腰が引け、結局は侵攻を許してしまった。戦争は予防することが重要だ。始まれば、多くの人命が失われ国土は荒廃する。今、西側は侵略を非難してウクライナを支援しているが、長期的にはウクライナは見捨てられてしまうのだろう。
プーチンが本気で気にしていたのは米国だった。しかし、バイデンは腰が重い上に外交能力もなく、政権に優れた対露分析官はいなかった。プーチンは米国はウクライナに無関心だと読み切って侵攻した。そうではなく、米国もウクライナ侵略を支持していたとの説がある。なぜなら、この事変で米国が一番利益を得るからだ。ちなみに、米国民の70パーセントは軍事加担を拒否し無関心でいる。

憲法九条が日本を守って来たと、お花畑平和主義者たちは思い込んでいる。
「もし、戦争放棄している日本を侵略したら、その国は世界中から非難を受けるので侵略できない」が、お花畑平和主義が憲法九条を擁護する根拠だ。しかし、ウクライナを侵略したロシアは、世界中が制裁すると脅しても動じなかった。憲法九条が通用する相手は成熟した民主国家だけだ。日本の周辺国は台湾以外、どれも成熟した民主国家とは言えず、絶えず侵略の脅威にさらされている。
国連はロシアを自重させようとしたが、常任理事国・ロシアの拒否で決議は覆された。常任理事国に強権国家のロシア・中国が含まれているのは、強盗に警察を任せているようなものだ。常任理事国には高潔な品格が必要なのに、他三国・仏英米も似たようなものだ。

ウクライナはロシアと命がけで戦うことで世界の共感を得た。
皮肉なことに、コサックの末裔の旺盛な戦意は憲法九条に反する。
世界大戦後、日本のお花畑平和主義者たちはソ連が侵略してきたら「ソ連兵を笑顔と花束で歓迎しましょう」と言って来た。子供だった私たちは左翼教師からそのように洗脳されてきた。
それは昔話ではない。今の日本の野党にも「敵兵と酒を酌み交わせば侵略を止めてくれる」とか、「自ら暴力を使うくらいなら被害者になった方がいい」と、ノーテンキな議員が少なからずいる。彼らは自分の子供や肉親が殺傷されても、抵抗せずに笑顔で許そうと言っているのと同じだ。

ウクライナに憲法九条はないが、対外的には平和主義で憲法九条同様の考えをしていた。ただし、ウクライナ国内の実情については、今世界に流布する情報はバイアスがかかったものだ。ウクライナとロシアについては2021年あたりの情報が冷静で信頼できる。ロシア侵攻前のゼレンスキー大統領は汚職にまみれ、極右ネオナチの台頭による国内紛争が頻発し、国外逃亡寸前と噂されていた。ロシアの侵攻は彼には起死回生の干天の慈雨になった。何れにしてもロシア侵攻は憲法九条の効果を確かめる絶好の場になったようだ。仮に、ウクライナに憲法九条があったとしても役に立たず、ロシアは躊躇せず侵略したはずだ。

日本は飢えた狼に狙われている女子高のようなものだ。
これを機に日本は自国の平和をいかに維持するか熟考すべきだ。
日本は連日、中国に領海を侵され「力づくで国土を奪ってやる」と脅され続けている。さらに、中国の核ミサイルの照準は日本の大都市に合わされ、もし台湾有事で日本が手助けしたら核の先制攻撃をすると明言している。先日のアフガン撤退で示したように、米国はまったくあてにならない。北朝鮮も「東京を核ミサイルで火の海にして日本民族をこの世から抹消する」と脅し続けている。
彼らが兵器でそのような脅しを平気でやるのは、憲法九条がまったく無力だからだ。憲法九条は自国だけが真面目に遵守していても役立たない。今の日本は好き勝手にいじめられている、いじめられっ子みたいなものだ。
ロシアがウクライナに求めた非武装中立は第九条そのものだ。
アメリカも、敗戦国日本が二度と歯向かわないように憲法九条を押し付けた。

憲法九条は敵国を守り日本を侵略しやすくするためのものだ。
例えば自衛隊への協力を厳しく禁じている東北大では、中国人助教授がJAXAの風洞実験で得たデータと技術を中国に持ち帰り、日本を攻撃する超音速ミサイル開発に役立てている。もし逆に、日本人研究者が中国の大学に留学して軍事技術を入手したら、即座にスパイとして逮捕され、死刑を含む厳罰に処される。日本の大学の姿勢は利敵行為だ。それは氷山の一角に過ぎない。そのように日本から中国へ流出した軍民技術は膨大だ。

ウクライナの行く末は暗い。ウクライナの抵抗は続くが、いずれ香港のように巧妙に仕組まれた工作員によって親露政権が擁立され、言論も弾圧されるだろう。
中国によって危機に晒されている台湾も、尖閣と沖縄を中国に狙われている日本も、ウクライナと同じ状況に置かれている。台湾と沖縄には、中国から送り込まれた工作員が跋扈している。
日本は米国と軍事同盟を結んでいるが、米国に頼っていては危うい。殊に左翼に蚕食されている米民主党は信頼できない。突然、中国と蜜月に戻り、日本が梯子を外される危険がある。

ソ連崩壊後、ウクライナにはソ連時代の核が大量に残された。米英はその核を放棄させる代わりに、ウクライナを守ると約束した。しかし、今回も、2014年にクルミア半島をロシアに取られた時も、約束は守られなかった。
今の米国はいざとなると、自国優先であてにならない国だ。平和は他国に頼っても得られない。日本人自身が自国を守る気概が必要だ。
"天は自ら助くる者を助く"

コロナ禍が3年目に入って、やっと明るさが見え始めたのに、これで経済回復は大きく遅れる。投資アナリストは、3月には株価下落は落ち着いて、1年後には回復するとの見方をしている。だから、今は株の買い時だと言っている。このような先行き不明な大事件は、金儲けに必死な投資家の判断が的確で、政治学者の意見はまったく信用できない。

OPECはエネルギー不足になっても、値下げのための増産はしないと表明している。エネルギー危機で一番利益を得るのは米国と中国だ。殊に中国は西側が手を引いた間隙をついて様々な利権を手にして、米国を脅かすだろう。米英など西側は対中国のために、今とは違う形でロシアが温存されるのを望んでいる。今、一般に流布している西側情報はかなり偏向したものだ。

日本は休止中の原発を再稼働させれば損失は小さく済む。日本の石油備蓄量は200日分でドイツの2倍、フランスの3倍と多い。早々と原発廃炉を始めているドイツはかなり厳しい。すでにガス・電気料金が暴騰し始めている。
「日本は太陽電池と風力で不足分は何とかなる」と寝ぼけたことを言っている政治家や評論家がたくさんいるが、それは無理だ。自然エネルギーを推進していた環境活動家たちも「これ以上の太陽電池と風力発電の増設は自然破壊を助長する」と反対している。

一般にはあまり知られていないが、日本には採掘可能な天然ガスが推定803兆㎥埋蔵されているエネルギー大国だ。日本が必要とする天然ガスは南関東だけで60年分が採掘可能だ。東京の半分は、どこを掘っても天然ガスが噴出する。15年ほど前、旧居近くの工事現場で天然ガスが噴出し、2日間、燃やし続けたことがあった。しかし、従来の採掘方法では、ガスと一緒に大量の地下水を汲み上げてしまい地盤沈下を招くので禁止されている。その対策として近年、高コストだが天然ガス採掘時の地下水を元に戻す採掘方法が開発された。天然ガスが高騰すれば、日本自前の天然ガス採掘の採算はとれるようになるだろう。

他にも日本には豊富な天然資源がある。例えばヨウ素は世界の75パーセントと日本は世界一の埋蔵量だ。
周知のことだが、排他的経済水域海底のレアアース資源量は世界トップクラスだ。今はコスト高だが、資源価格が上がれば採算はとれる。昔から電子部品などを大量生産し続けた日本には、廃棄電子部品が都市鉱山として大量に死蔵されている。たとえば金は、都市鉱山を含めると世界の16%の埋蔵量で、南ア、オーストラリア、ペルーを超える世界一の量だ。資源価格の高騰は、長期的には潜在資源大国の日本には有利に働く。

日本の資源は一時的に危機に陥ったとしても、長期的には安泰だ。しかし、世界の穀倉地帯であるウクライナの混乱は、小麦粉や食用油の高騰を招き、世界の生活直撃は免れない。最悪、各地でインフレと不景気が同時進行するスタグフレーションが起きる。その悲惨な状況は世界が平和に協力し合わないと克服できない。

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荒川土手近くの化学工場跡地。
高層マンションが建設される。
この辺りを安直にボーリングすると、天然ガスが噴出して工事が中断したりする。

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荒川向こう、川口方面の夕景色。
この見える範囲全ての地下に大量の天然ガスが埋蔵されている。

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赤羽駅西側の太田道灌が築城した稲付城址。
建物のシルエットは後年建てられた寺院。
広大な城址で、周りの湿地帯が天然の堀の役割をしていた。

大河の「鎌倉殿の13人」がとても面白い。
登場する武将たちの名字が、千葉、豊島、足立、伊東、三浦・・と馴染みの土地名が次々と出てくるので、リアル感をとても感じる。今までの大河なら、義経や頼朝に光が当たるばかりで、食傷気味だった。しかし、今回は違う。我が家辺りにゆかりの武将も登場しそうだ。
ドラマを見ていると、8年前の秋、奥秩父の友人の別荘を訪ねた時を思い出す。
地元神社で秋祭りの神楽が行われていた。
私は本道を行かず、熊が出そうな脇の山道を歩いていた。すると、祭りに向かう、坂東武者のような装束の若者二人が談笑しながら現れた。神楽用の白い衣装ではない。浅葱色の装束がいかにも武張った感じだった。
友人の妻君が「この辺りは縄文の血が濃くて、男たちはワイルドでセクシー!!」と話していた。
彼女が言う通り、まるで鎌倉時代にタイムスリップしたような新鮮な感動があった。

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満開の白梅。
昼間は18度まで上がったが、夕暮れになるとまだ風が冷たい。
春は遠く、いつもなら沈丁花が開花して香り始める頃だが、蕾のままだ。

最近、ノコギリを買った。今まで使っていたのは40年前に買ったものだ。刃こぼれが増えて切れ味が落ちたので新調した。この新しいノコは死ぬまで使えそうだ。
日本の大工道具は欧米でも人気がある。ことに引切りのノコギリは薄刃で正確なので腕の良い家具職人に愛用されている。
カンナも引き削りで、薄紙のように美しく削れる。
ドイツ人の知人の、ドイツに住む父親は日曜大工が大好きだ。
彼は来日すると道具屋へ行って、高価なノミやカンナや砥石などを買って帰る。
どれも、本国では考えられないほどに切れ味が良いそうだ。

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