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2022年3月11日 (金)

マスコミや政府が絶対に言えない、ロシア・プーチン対策とウクライナ侵攻の解決。震災記念日に日本人を想う。2022年3月11日

西側が密かに検討している、プーチン政権崩壊とウクライナ問題の速やかな解決方法がある。専門家ほど、道義・正義などの綺麗事ではウクライナ問題は解決しないことを熟知している。プーチンの考え方に合理性はない。彼が合理的だったら、そもそも今回の戦争を起こさなかった。
ロシア人の特性は非合理・過激に心の歪みを解決することだ。ロシア研究の中村逸郎教授によると、ロシア人は既成の合理性を過激に破壊することで心の均衡を保っていると言う。だから、西側の合理性をロシア人に求めること自体が無駄なことだ。たとえば、彼らは大好きなウオッカを飲み干す都度、グラスを床に粉々に叩きつけて破壊する。彼らはその後の掃除とか、破片で人を怪我させるなど先のことは考えない。
ロシア文学の「カラマーゾフの兄弟」や「罪と罰」にもプーチンに似た情性欠如者が登場する。それはソ連とか冷戦後とか関係ない。西欧的価値観に対する民族的気質に起因するものだ。「ナポレオンにヒトラーと、母なるロシアは侵略され続けた」と、歴史の中でロシアの気質が形成されたのかもしれない。

プーチンに対処するには面従腹背してでも、速やかにウクライナ人の命と社会資産を守るのが合理的だ。それにはプーチンと同じように、非倫理的に考えることだ。まずゼレンスキー大統領の拠点を国外に移して政権が無力化したように装う。プーチンの要求は表面的に受け入れ、即時休戦して人命を守る。正々堂々と戦って勝つのは格好いいが、みっともなくても人命の損失を最小に抑えながら勝利することが重要だ。西側はこの戦いを止められるのは、どのような形であってもプーチンしかいないと考えている。その形の一つにプーチン暗殺が含まれているだろう。

すでにプーチンは、核使用発言のあたりから負けを自覚している。だから、勝利したと思い込ませるだけでプーチンの面子は保たれる。その後仮にロシアがウクライナに傀儡政権を作って占領軍を進駐させたとしても、ロシアに占領維持能力はない。ウクライナは密かに地下抵抗組織と戦力を温存させ、ロシア軍を徹底的に追い込むことになるからだ。

プーチンを追い詰め過ぎると生物化学兵器や核兵器を使い、第三次世界大戦を起こしかねない。それらを総合的に考えて、ウクライナと西側は経済制裁を強化してロシアを疲弊させるのが安全策だ。しかし、中国は漁夫の利を狙って制裁逃れに加担する。戦いが膠着すればするほど中国には有利だ。結局、最後は中国はウクライナを支配することになる。今は忘れられているが、中国は航空母艦から航空機、ミサイルまでウクライナから旧ソ連軍事技術を得て、一帯一路の重要拠点にもなっている。ちなみに、北朝鮮のミサイルや核技術もウクライナ経由で導入された。

西側は先進国の正義で今回の侵攻を考えているが、世界の半分はそうではない。西側に反感を持つ国は多い。シリアでもロシアから多くの民間人が殺戮されたのに西側は関心を払わず、ほとんど報道されなかった。ロシア側と同様に西側もダブルスタンダードだと冷静に見るべきだ。
ロシアとウクライナは近縁のスラブ民族だ。この戦いがどのような結果になっても、異民族との戦いほどに屈辱は残らない。要はコサックの末裔とロシアの誇りに配慮することで終結は早まる。

米露情報機関はアフガン以来、水面下で繋がっていたのに、バイデン政権は有効に生かさなかった。いや、あえて米国の利益のために対策を講じなかった。元ソ連のスラブ民族同士の決着方法は彼ら自身が一番よく知っている。ゼレンスキー大統領にはユダヤ人特有の嗅覚とバランス感覚があり、西側各国への言葉を使い分けている。それは真面目一途の日本人には理解し難い面だ。この現実を眺めていると、プーチンとゼレンスキーが密談して、唐突に手打ちすることはあり得る。そのように国家方針はいつでも国益が優先され、必要なら嘘をつくことを日本人は頭に置いておくべきだ。

ロシア男性の平均年齢は65歳以下。69歳のプーチンはかなりの高齢者で政治生命は余命いくばくもない。プーチンは撤退条件として最小限、ゼレンスキー大統領辞任、経済制裁解除、中立宣言を求めるだろう。もし、プーチンが武装解除にも拘ったら消耗戦となる。戦いの泥沼化はプーチンにとっては悪夢で避けたい事態だ。
経済制裁は、国民の光熱費が倍増してしまった独伊は密かに解除を求めている。しかし、エネルギー自給国の米英は、むしろエネルギー価格高騰を歓迎している。制裁する西側は一枚岩ではない。報道はロシアだけでなく西側にもフェイクがある。いずれの報道も一歩引いて冷静に眺めれば真実が見えてくる。

義勇兵とロシアの傭兵について。
ロシアが期待しているシリア人傭兵は市街戦に長け、女子供でも容赦なく殺す。プーチンがシリア傭兵を投入しはじめたら末期症状で、民間人の悲劇は拡大する。
一方、ウクライナへの西側義勇兵ついては、見た目ですぐに分かるアジア系はロシア狙撃兵に狙われるだろう。ウクライナには、ロシア工作員が大量に送り込まれている。ロシア語ができない義勇兵は薬物による暗殺に気をつけるべきだ。殊に女性工作員は危険だ。
ちなみに、ウクライナ義勇兵として入国した元韓国軍人一行はロシアの猛攻に恐れをなして、ポーランドへ不法越境して逃亡しようとした。しかし、ポーランド側から追い返され、今は国境付近を逃げ回っている。彼らは、ユーチューブのアクセス数を稼ごうとしていたと疑われている。日本にも義勇兵を志している若者が多くいるが、くれぐれも祖国を辱めないように、最後まで立派に戦ってほしい。

今回の経済制裁で高騰するエネルギーと食糧・木材・海産物・希少金属への日本対策。
輸入小麦高騰と不足に対して、食糧の自給を強化。農地面積の約1割の耕作放棄地を民間会社に任せて復活。耕作放棄地は効率が悪い所が多いので、補助金をつぎ込む。
シベリア産木材輸入停止に対して、価格競争で停滞していた日本林業を復活させる。具体的には老齢化した林業従事者のために林道整備と機械化推進。
養殖漁業。ロシア産タラバガニは難しいが、ウニは可能だ。
歯科のパラジウム不足は、紫外線硬化樹脂の代用で対応。私自身、パラジウムで埋めていた箇所は全て樹脂に置き換えてある。
同時に徹底的なリサイクル。

天然ガス高騰によるエネルギー不足は、幸いにも技術革新により回収が難しいとされてきた非在来型天然ガスも効率的に採掘できるようになっている。日本の天然ガスの技術的可採埋蔵量は推定803兆m³。すでに確認済みの埋蔵量は198.8兆m³と、日本の年間消費量約50年分がある。他にメタンハイドレートとして12.6兆㎥。意外に日本の天然ガス資源は豊富で、日本の消費量200年分が日本国土に埋蔵されている。

ウクライナ問題の他にも、マスコミが流すマイナス思考の嘘はたくさんある。
例えば「物作りに誇りを持っている日本は滅びる」
実際はソフトだけでは実生活はまったく成り立たない。
ソフトに直結した半導体生産でさえ、世界を支えているのは日本の物作りだ。例えば、ウエハーから半導体を切り出す砥石の日本メーカのシェアはほぼ100パーセントに近い。そのように、大きな利益はなくても、世界産業を縁の下で支えている物作り産業が日本には綺羅星のようにある。アナリストたちが言うように、日本の物作りは愚かではない。もし日本が物作りをやめたら、半導体生産を含む世界の重要産業の殆どはたちまち機能不全に陥る。
日本人は、もっと日本の持つ潜在能力に自信を持つべきだ。

今日は震災記念日。
日本では30年以内に確実に世界的な大災害が次々と起きる。それらは第二次世界大戦敗北に次ぐほどの大災害で、日本人の殆どはそれを覚悟している。
日本が対外資産を溜め込んでいるのは、これから必ず起きる大災害対策費でもある。
例えば米国国債。今は中国が香港併合により僅差で日本を追い越し世界1位だが、中国の米国債の殆どは満期前で、米国法で満期以前の売りは難しい。
対して日本保有の米国債の殆どは満期を過ぎていて、合法的にいつでも発行価格で償還される。

日本人は大災害民族で、幾度となく耐えて跳ね返してきた。
近々には、東京直下型大震災、富士山大噴火、東南海巨大地震などが待ち構えている。しかし、日本人は強靭で冷静だ。
その象徴として原爆対局を思い出す。
1945年の8月6日、広島市内で第3期本因坊戦の第2局が行われた。対局の場は、爆心地から南西の海岸近く、直線距離で約5km。原爆投下の8時15分に対局していたのは以下の通りだ。
橋本宇太郎本因坊(87歳没)
岩本薫七段(97歳没)
瀬越憲作八段(立会人)83歳没
3人は被爆したのに長生きした。
対局中、原爆の爆風によって部屋のガラスは割れ、碁石も飛び散り、対局中の橋本宇太郎本因坊は庭まで吹き飛ばされた。
その後すぐに荒れた部屋は清掃され10時半に対局は再開された。そして、同日午後4時ごろに240手で終局し白番の橋本本因坊の五目勝となった。

そのように大惨事の中でも日常を保つ強靭で冷静な精神は、近年の阪神や三陸の大震災でも世界に証明した。
今、日本は停滞していると世界中から揶揄されているが、見方を変えると、平穏だったから気持ちが奮い立たなかったとも言える。困難にさらされれば、俄然、前進し始めるのが日本人だ。
歴史上最大の大被害をうけた敗戦後には、歴史上最大の経済躍進を遂げた。
決して災害を望んではいないが、必ず訪れる大災害により、日本人は覚醒し大躍進すると確信している。

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