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2022年7月25日 (月)

旧友がコロナ感染した。電子図書絵本「おじいちゃんのバス停」を出版した。2022年7月25日

旧友から電話があった。6月末にコロナに感染し、やっと回復して電話する気力が戻ったようだ。
感染したのはコロナ変異型で、これは感染力が激烈なので感染源は特定できない。このコロナはちょっと外出しただけでも感染する。彼と同居している家族全員も発症したようだ。ただし、初期のコロナデルタ株とは全く別物で、重症化率も死亡率も低い。

しかし、彼が話すには普通の風邪と比べ、かなり厄介だ。
「あれは風邪ではない。今も怠くてやりきれない。味覚も落ちて食事がまずい。脳の機能も落ちて、考え事に集中できない」
熱は平熱になったが、気怠さは変わらない。脳が炎症を起こしているので、仕事をする気が起きない。
話を聞いていると、一番大切なのは予防しかないようだ。
「気休めにはならないだろうが、病気になれるのは生活にゆとりがあるからだ」
友人に言った。もし、私がコロナにかかったら、生活が破綻する。だから必死になって防いでいる。ある意味、貧乏が最大の予防法かもしれない。

私は一般の人より10倍は自分の体調に鋭敏だと思っている。
ほんの少しでも喉に違和感を感じたら葛根湯を飲む。
医師から聞いた、予防効果があるビタミンDを欠かさない。

最近、気怠くて、喉が少し痛くて下痢気味のことが数度あった。
それは上記の対処で発症することなく回復した。
だから、今年に入って10回はコロナに感染したと思っている。
今の変異型コロナは秋に収束するだろう。しかし、更に変異した次のコロナが流行る。
モデルナは新しいワクチンを開発中だが、そのようないたちごっこでは経済は破綻する。それではメーカーが儲かるだけだ。コロナが表面的に収束するまで後4,5年はかかる。だから欧米のように共存する他ない。中国のゼロコロナ対策は、ウイルス学的には極めて無茶な対策だ。

ウイルス学者によると、我々が鼻風邪と言っているウイルスの大半は土着型コロナだそうだ。
だから、土着型コロナ感染者にPCR検査すると、コロナ陽性と診断される。
今のコロナが、ほぼ無害な土着型に変異するまで、10年20年と長くかかる。
だから、私は死ぬまでコロナと付き合うことになる。

夏になると思い出すこと。
30年以上昔の酷暑の日、長野の味噌蔵の実直そうな父子が、汗を拭き拭き味噌ダルを担いでセールスに来た。
地方の小さな味噌蔵が次々と倒産している時代だった。
何とか生き残ろうと、必死の覚悟で上京してきたのだろう。
セールスはとても苦労している様子だった。
昔の大家族の時代なら需要があったが、私のような年寄りをかかえた小家族では、塩分の濃い昔風の味噌ではなく、減塩味噌を時々スーパーで買うだけだった。今ならホームページで上手に宣伝すれば、楽に成果はあげられる。
今日のような暑い日の午後に、ふいに父子の疲れた顔が思い浮かぶ。
父親が健在なら90代、息子は60代になっているだろう。

散歩道に高級マンションがある。
10年前、40歳ほどの知人が住んでいた。
綺麗な嫁さんと可愛い10歳ほどの娘がいた。
彼は有能な営業マンで、出世は間違いないと思っていた。
平日、彼と近くの公園で彼に会った。
仕事好きの彼が、平日に休んでいることに違和感を感じた。
聞くと「癌の手術をしてリハビリ中です」と話していた。
見た目も、何となく生気がなかった。

それから数週間後、散歩道でバッタリと奥さんに会った。
ご主人のことを聞くと「予後は芳しくなく、再入院した」と話していた。
それを最後に、その家族とまったく会わなくなった。
彼が元気なら50代で出世しているだろう。
お嬢さんは美しく成人しているだろう。
歳を取ると、辛いことをよく思い出す。
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Amazon Kindleに電子図書絵本「おじいちゃんのバス停」をアップした。
24日から公開されている。
Kindle Unlimited 会員だと0円で購読できる。
https://www.amazon.co.jp/dp/B0B79LKXVF
サブタイトル
妻に先立たれた老人と孫とのファンタジックな交流 (絵本,ファンタジー)

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画像をクリックするとKindleのページへ飛ぶ。

この物語は、二十年前に聞いた知人の父親の実話を基に着想した。その父親は今の私と同じ七十七歳。昔、妻と暮らしていた家に帰りたくて、毎日バス停へ出かけた。しかし、そのバス路線は廃止され、その家は取り壊されていた。妻も昔に亡くなっている。しかし彼は、妻が自分を待っていると信じ切っていた。
何とも辛い話だったが、その頃五十代だった私は、老いの心情を今ほどに理解していなかった。
そのせいで、絵本作りは中断を繰り返しながら遅々として進まなかった。
彼と同じ歳になった今は、その父親の心情が悲しいほどによく分かる。

絵本の概要・・初めての夏休みを迎えた小学一年生と、軽度の認知症が始まったおじいちゃんとの間に起きた不思議な出来事。どんなに大切なものでも、いつかは終りをむかえる。終わりは新たな始まりでもある。おじいちゃんと山の動物たちとの、ほのぼのとした交流によって「終わること」「死ぬこと」の意味を少年は学んだ。

描き始めた20年前に母の介護を始めた。絵は着彩で始めた。私の使っているアクリル絵の具はすぐに乾くので、一気に集中して描く。だから、介護の合間に描くのは大変だった。それで、途中から鉛筆画に変えた。鉛筆画なら、介護の合間に気楽に描けた。さらに、水墨画に通じる味わいも表現できた。キンドル端末などのモノクローム表示でも、正確に表示される利点があった。

「おじいちゃんのバス停」の1場面。

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・・山バスが飛んで行くと、おじいちゃんの家が プカプカ浮かんでいた。
家の前では おばあちゃんが待っていた。
「本当に おじいちゃんたちを連れて来てくれたのね」
おばあちゃんは キツネたちに 何度も お礼を言った・・

電子図書での収益はほとんど期待できない。
読者の大半は0円で読むKindle Unlimited 会員ばかりで、1回1円の作家報酬では、非常に良くても月に1000円ほどの収入だ。
同じAmazonのシステムで紙の本を出せば活路があるが、その印刷用原稿には厳格な決まりがある。
パソコンに慣れていないと、かなり厄介だ。
人生の終盤にいる私としては、結果は考えず、精一杯努力する他ない。

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