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2022年8月 9日 (火)

愛子さまのティアラ辞退を悪用するマスコミのポピュリズムは日本文化を衰退させる。2022年8月9日

愛子さまのニュースを目にした。愛子さまは、成年儀式や行事に臨む際、自分のティアラを新調せず、天皇陛下の妹、黒田清子さんのティアラを借りて着用された。
それに対するSNSの反応・・
「天皇皇后両陛下、愛子さまの慎ましさ、国民を思う気持ちが伝わってきます」
「本当の美しさは装飾品などなくても、内面から滲み出てくるものです」
「コロナ禍で生活状況が苦しい国民に寄り添われるこうした姿勢が皇室への求心力をより高めた」
ティアラの費用は皇族の宮廷費から賄われる。
直近では2010年に眞子さんが2856万円。13年に佳子さまが2793万円でティアラを新調された。

皇室ジャーナリストの声・・
コロナ禍を理由にティアラを新調しないことになった。ティアラは海外国賓を招いた晩さん会や新年祝賀の儀などの必需品だ。昨年、アベノマスクをはじめとしたコロナ対策で会計検査院から税金の無駄が指摘されたり、国葬だなんだと税金がジャブジャブ使われたりするのに、3000万円の費用を天皇家の一人娘のためにかけるのは・・・と言った声があがっている・・・

この記事は突っ込みどころ満載だ。まず、このニュースは記者たちの憶測であることだ。
明快なのは、マスコミはポピュリズム大好きで、その思考が日本文化を衰退させている。ティアラ代3000万円など、へっぽこ木っ葉役人一人の退職金と年金の数分の一に過ぎない。もし、皇室が3000万円のティアラをオークションに出したら、軽く1億超えの値がつく。マスコミは3000万がもたらす大きな国益も計算できない。私は時折、マスコミ人と関わりを持つが、彼らの計算能力は小学生以下だ。どうしても、マスコミが無駄を指摘したのなら、真っ先に木っ葉役人を叩くべきだろう。

ティアラは海外国賓を招いた晩さん会などに必須の重要なアイテムだ。絢爛豪華な本物だからこそ、日本外交は高められ、多大な国益を得る。ティアラの費用対効果は極めて高い。イミテーションなどで飾り立てたら、日本は貶められ、逆効果になるばかりだ。

ティアラ制作現場をよく知っている私から見ると、マスコミが書き立てていることは間違いだらけだ。
私は1959年4月の美智子妃ご成婚おりのティアラ製作現場を伝聞している。その時、私の師匠がティアラ制作の一番難しい工程を担当したからだ。
ティアラを受注したミキモトは、赤字覚悟で制作し、戦前からのティアラ制作技術を継承できた。そして師匠は、破格の工賃を貰い、生活がとても助かったと話していた。

皇室は、日本の伝統工芸や技術を残す重要な役割を担っている。
世界で稀なほど、日本に数多くの伝統技術が生き残っているのは、歴代皇室が伝統を守って来たからだ。
その代表が、伊勢神宮の式年遷宮だ。その莫大な費用の多くは民間から寄付されたものだが、皇室からも御内帑金も賜っている。世間はそれをお金の無駄だとは絶対に言わない。なぜなら、式年遷宮によって総数714種類、1576点の神宝や装束が一斉に新調され、それに伴って伝統技術が保持されるからだ。
建築に使用される約1万本もの木曽ヒノキのため、山の育成管理技術も継承される。
式年遷宮によって、日本古来の伝統技術が合理的に保持されて来た。

伝統文化だけではない。
トヨタはセンチュリーロイヤル・皇室御料車製作で世界最高の技術を維持している。
トヨタ社内での車両開発コードネームは「大きな車」で、ベースの車の面影がなくなるほどに進化している。もし、無駄だとして製造中止にしたら、現場の熟練工たちの世界一の車制作技術は滅びることになる。

皇室と関係ないが、造幣局の世界最高のお札作りも同じだ。キャッシュレス化で現金はなくなるから国費の無駄だ、廃止しろと言う識者がいる。しかし、日本のお札の原盤彫刻技術は世界最高度のものだ。それを廃止したら、世界一の凹版印刷技術は滅びる。
現場の彫刻技術者たちは一生に一度あるかないかのチャンスのために、真摯に技術の研鑽をつづけていることを知るべきだ。

愛子さまのティアラも同じだ。ティアラの製作技術は、私の彫金の師匠の師匠がフランス留学して、苦労して日本へ伝え、世界一の水準まで発展させたものだ。その技術は、美智子さまご成婚のティアラ制作の頃、世界最高水準にまで高められた。

そのティアラ製作に携わった、名人と言われた師匠は45年前に亡くなった。
そして、そのたった一人の後継者だった私は絵描きに転向した。
皇室のティアラと一般装飾品とは、技術水準が全く違う。
技術者の高度な技は、それに応じた仕事がなくなればすぐに滅びてしまう。

日本の伝統文化を継続させるために、皇室は重要な役割をはたしている。ティアラ制作技術もその一つだ。日本の国力から見て、3000万円など屁みたいなものだ。第一に、ティアラ制作担当の宝飾メーカーは赤字覚悟で技術保持のために受注し、現場の職人さんたちは潤う。それを無駄だと言う筋合いはまったくない。

いつもマスコミたちは愚民化政策を後押しし、貴重な文化を潰そうとする。これは、文化への冒涜だ。もしニュースが本当なら日本文化は衰退を辿ることになる。これは、美術工芸技術維持のための極めて僅かな予算が切られた、と言うことだ。
マスコミは勘違いしているが、ティアラはあくまで公式の場で使われるもので、愛子さまが個人的に使われることはあり得ない。それは、いつでも製作費の数倍以上の価格で売却できる資産でもある。さらに、皇室外交が果たしてきた大きな国益を考えたら、3000万円など極めて安い経費だと理解してほしい。

美智子妃ご成婚のティアラの制作について。12年6月11日
文字列をクリックするとその制作秘話が開く。

最近の嫌なこと二つ・・
niftyの有料相談窓口「まかせて365」税込月550円を発足時から契約している。相談は平均すると年に2,3回。3年くらいは対応が良く契約してよかったと思っていた。しかし、コロナ前に更に2000円ほど相談料を上乗せしてMacに起きた問題の相談をしたが解決しなかった。それは、結局、自分で解決させた。

そのあたりから、相談員の態度が悪くなっていた。毎回、相談員は上乗せ有料サポートを求めるようになった。料金は相談時間に比例するので、長引くととんでもない額になる。例えば、公開情報だけを教えてくれと言うと途端に投げやりになり「わかりません」一点張り。
どこのプロバイダーでもやっている、公開されているサーバー情報掲載ページすら教えてくれない。これでは「まかせないで365」である。仕事が落ち着いたら、解約するつもりだ。

最近、ソニーの高感度携帯ラジオの中古品をAmazonで買った。
同封されて来たヘッドホンはソニー純正品の片耳用ではなく、メーカー不明の両耳用。これはアンテナの機能もあるので、純正品でないとまずい。筐体はひどく手擦れして裏面ラベルは汚く剥がれかけ不潔。長く使い込んだ品だ。裏面のラベルがベタベタして不潔なので、テッシュで拭くと黒い汚れと一緒に剥がれた。
それでも、きちんと動作するなら使うつもりでいた。
ダウンロードしたマニュアルに従い、電池を入れてジョグレバーで初期設定を試みる。
地域は東京を選び「はい」しかし、次の画面の「終了」に行かず前画面へ戻る。幾度、試みても同じだ。それで即、返品手続きをした。

中古で6,880円は高すぎどころか完全なジャンクだ。秋葉あたりで一個100円ほどで山積みになっているゴミだ。中古品には拘りがなく、今までもネットでいろいろ買って来た。日本の中古店はどこも誠実で、わずかな傷でもネットでその画像を公開していた。しかし、このような例外があるので気を付ける必要がある。私はそれは「携帯ラジオは買うな」との、神の啓示だと思っている。

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「おじいちゃんのバス停」から・・・裏山を登ると、道案内するように      
ドングリが点々と落ちていた。たどって行くとベンチがあった・・・
絵本は左バーからリンク。

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