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2022年10月 8日 (土)

不眠不休で新作電子書籍とペーパーバックをアップした。2022年10月7日


10月7日、新作の電子書籍とペーパーバックをAmazon Kindleから出した。
題名は「風はいつも見守っていた」
このブログ下のバーナーからリンクするYouTube動画「風はいつも見守ってくれた」は2009年のアップ。絵は完成したけど、ストーリーが未完成だったので動画を先に出した。黎明期の動画で稚拙だが、貸与されたBGMが気に入っているので、今も公開している。

電子書籍は7日午前7時にデータをアップして、お昼には発売。
ペーパーバックは、午後8時に発売。
Amazon Kindle のスピードは驚異的だ。
スタッフの士気も高く、質問にもすぐに対応してくれる。

今手元に、未発表のストーリーが20ほどある。
命と脳の健康を保っているうちに、何とか世に出したい。

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電子書籍で感動することはないが、今回作品をKindleソフトで再生したら、とても良かった。広いディスプレーで見ると、さらに良い。

話の概要
突然、老人は風と会話ができるようになった。「何も考えず、ボーッと過ごせ」などと、風は 常識外れなことを話した。時間旅行にも連れて行った。やがて 老人は老いや死を忘れ、豊かな人生を取り戻した。画像27枚・本文58ページの絵本。対象は子供から老人まで世代を選ばない。

日本には八百万の神がいる。私が考える神は どのような姿だろうかと考えて、シャボン玉姿の「風」に行き着いた。「風」は哲学者で俗物でもある。そして、究極の友達でもある。


物語を思いついたのは15年前で、絵は短期間に描き上げた。しかし、文は遅々として進まず今に至った。今になって完成させたのは、死を間近に感じ、時間が多くは残されていないからだ。


体力の喪失、伴侶や家族や親しい人たちの喪失、風景の喪失、人は年を重ねるに従い、様々な喪失に苦しむ。仏教教義で言う苦しみの一つに「愛別離苦」がある。それは どんなに愛していても別れなければならない苦しみだ。
老人がその苦しみを乗り越えるために、風は「何も考えずにボーッと過ごせ」と言い続けた。風は、老人を時間旅行へ連れて行って、生きている素晴らしさを教えてくれた。

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以下本文からの抜粋

・・・老人は 風の言葉が理解できた。
会話ができるようになったのは 2ケ月前の 初冬からだ。
その日、朝の散歩をしていた老人に 寒風が 刺すように吹きつけた。
「寒くて 嫌な風だ」つぶやくと 声が聞こえた。
「夏は そよ風がないと文句を言う。冬は 風が強いと文句を言う。
じいさんは文句が多すぎるぞ」
驚いて 見回したが誰もいない。ただ、かわいいシャボン玉が
強風にも流されず 一点に とどまって 浮いていた。
「 シャボン玉が しゃべったのか」
「そうだ」 シャボン玉はブルンブルンと体をふるわせた・・・

徹夜を続けたので、今はただただ眠く、背中も痛い。
50歳までは、10日ほどほとんど寝ないでCM作りなど、難なくこなしていた。
それは遠い昔のことだ。
今は、ただ生きているだけで、人の営みも自然の移り変わりも、本当に愛おしい。
その心情が「風はいつも見守っていた」を完成させた。

新作のリンクは左バーに貼ってある。
そこを開けば、電子書籍とペーパーバック共に表示されている。
Amazon Kindleの出版方式は、まだまだ欠点だらけだが、強烈なスピードで注文すればその冊数だけ印刷製本して即、送付される。
だから、手にした本は出来立てほやほやでクニャクニャした感じだ。
Kindleでは1ケ月寝かせると、シャキントすると言っている。

既存の出版関係者には、Kindle出版したことは話さない。
1ケ月1点出版を続ける情熱が、削がれるのを恐れているからだ。

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