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2023年3月28日 (火)

24日に千鳥ヶ淵に花見に行った。量子力学のパラレルワールドは仏教的で、救いと希望を覚える。2023年3月28日

先週24日、夜のライトアップが始まった千鳥ヶ淵に花見に出かけた。
日中は暖かい小雨。
午後になると、気温は下がり始めた。

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荒川河川敷の山桜。
5月になると濃紅の桜桃がたわわに実る。

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北赤羽から埼京線で新宿下車。
地下道をウネウネと歩いて、地下鉄都営新宿線に乗車して九段下で下車。
雨はほとんど止んでいた。
気温はグイグイ下がっていく。
薄着の花見客は寒そうにしていた。
写真は北の丸公園入口。武道館屋根が田安門上に見えた。

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お堀に映る桜が美しい。
小雨のため、花見客はさほど多くない。
周りから聞こえてくるのは中国語ばかりだ。

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満開直後の花の盛り。
花吹雪には5.6日の間がある。

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6時半からライティングが始まった。
「おおーっ」と歓声があがった。

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皇居側の桜を照らすライト色は清楚で心に染み入る。

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右手の明かりは首都高速の車のライト。
橋上からの千鳥ヶ淵観景は素晴らしいはずだが、自動車専用道路だ。

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年々、桜を美しく感じる。
待ち遠しかった桜は、満開から急速に散る。
そのあとの青葉の頃には寂しさが募るだろう。

生成AIが猛スピードで進化し始めた。
会話するように言葉で要求をすれば、それに従って絵を描いたり、曲を作ったり、物語を書いてくれる。
最近目にしたアダルトイラストの制作動画では、製作者の好みのリアルな女性が、あっという間に要求通りのポーズで出現した。
「半年前は不自然でAIが描いたとすぐに分かった。
今ではプロが1ケ月ほどかけて描いたように完璧な仕上がりだ」
製作者は解説していたが、私の目にも違和感はなかった。
これから数年後には、アダルトモデルの仕事が激減し始めるかもしれない。

音楽分野では、意外に簡単にAI歌手は生まれる。
例えば、石川さゆりそっくりのアバターが、彼女そっくりの姿と歌声で新曲を発表したりする。
その版権は石川さゆりに属するので、彼女は利益を得られるが、新人歌手にとっては厳しい時代になりそうだ。
20年ほど昔のSFで「未来では役者は無用になる」と語っていた。
それが実現寸前まで来ているようだ。

しかし、心配はいらない。
AIの知識は全て人が作り上げたものだ。
知財の権利は人間側にある。
AIが人の作った知財を利用している以上、AIが得た利益は全て人に還元されるだろう。
その一つの形がベーシックインカムだ。
人の仕事を無秩序にAIに代行させていては人が不要になる。
人を守るために、近未来では新たな法制や哲学が成立するはずだ。

理研などのグループが国産量子コンピューターを稼働させた。
今、人類の智に革命を起こす量子力学が加熱している。
開発は猛スピードで進んで、量子コンピューターは5.6年で実用化されると言う。話題のチャットGPTの頭脳は、まだ汎用コンピューターの上位機種レベルだが、量子コンピューターが組み込まれたら、そのシステムからノーベル賞クラスの成果が続出しそうだ。

二重スリット実験では、量子は観測しないと波として、観測すると粒として振舞う。
何故、観測することで結果が変わるのか、古典的な学者は身も蓋もなくドライに説明する。
しかし、真実はそんなに単純ではない。炭素がサッカーボール状に繋がったフラーレンでも二重スリット実験と同じ結果が得られている。量子の揺らぎや重なりの実験では、相対性理論すら否定する結果が出ている。そのせいで「量子は気持ちが悪い」とアイシュタインは言っていた。

それに関連して、50年前のテルアビブ大の理学者ヤキール・アハラノフと量子力学のボームが予言した「アハラノフ・ボーム効果」を思い出す。それによると、時間は遠い未来の宇宙の終末から現在へ逆に流れて、今の宇宙を形作っているらしい。そうだとすると、人が観察したから量子が粒として振る舞ったのではなく、量子の粒への確定が逆に観測へ影響しているのかもしれない。

量子力学では、パラレルワールドが想定されている。
0次元は点の世界。
1次元は点が連なった線の世界。
2次元は線が重なった面の世界。
3次元は面が重なった、我々がよく知っている立体の世界。
4次元からは理解が難しい。3次元の縦横高さに時間軸が加わったのが4次元世界だと昔学んだ。しかし、アインシュタインは時間は存在しないと言っている。4次元世界を輪切りした断面が3次元世界だ。そうだとすると、断面の3次元世界から逆行すれば4次元世界に辿り着くはずだ。

更に5次元世界では、宇宙が無限に並列するパラレルワールドとなっているらしい。
直観化的に、5次元世界は仏教における前世と来世に似ている。違いは仏教では時系列に前世と来世を想定しているのに対して、パラレルワールドでは並列に存在している。ちなみに、数学的には11次元まで想定されている。
映画「メインブラック3」に登場する異星人グリフィンは5次元世界の星の生き残りとの設定で、自在に未来を見ることができた。

生きていることは、今に到る膨大な過去を自覚することだ。
明日の自分は、今日の自分が記憶に加わった自分だ。しかし、昨日の自分と今日の自分を連続した同一のものだと証明することはできない。第三者なら、一昨日の私も昨日の私も今日の私も同一だと観察できるが、その第三者が自分の意識が生み出した幻影だとすると、その証明も幻影となる。現実に、肉体の細胞は1年で殆ど入れ替わる。脳細胞ですら原子レベルで絶えず入れ替わっている。一貫して継続していると確信できるのは意識・心だけだ。

もしかすると、自分の真実の姿は無限にある時空を次々と乗り継いで行く意識だけの存在かもしれない。だから人は魂の存在を思い、今の自分は、繰り返された自分の生まれ変わりだと思うのかもしれない。量子の二重スリット実験では、人が観察すると不確定だった量子の姿が確定する。ミクロで起きることはマクロでも起きる。意識には量子力学的に未知の能力が秘められている。例えば、宇宙は自分を主体として存在する。客観的な宇宙は、本当は知ることができない。

昔、量子物理学を分かりやすく解説する番組があった。そこでは、自分とまったく同じ自分が無数に現れて混乱する世界を面白く描いていた。無限に宇宙があるなら、今とまったく同じ地球が無限に生まれていることになる。そのパラレルな世界に自分と全く同じ自分が居ることは合理的だ。無限な世界では、奇跡が普通に起きている。

「幸せを願えば実現する」は、パラレルなちょっと幸せな自分がいる宇宙に乗り換えることで、「死後の世界」は、肉体を失った自分がパラレルな別の宇宙に乗り換えることかもしれない。夢と救いはパラレルワールドにあるような気がしてならない。

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