ストリップショーは敗戦直後の平和の象徴だった。2023年8月15日
「場末のストリップショー」敗戦後、初めて興行された頃のストリップショー。
当時と比べると、今の街中の女の子の方が過激だ。
左手の建物は映画館。ジョン・ウェンの名作「駅馬車」を上映中。
ショーウインドウに貼り出された映画のスチール写真を眺めているのは私。
天照大神(あまてらすおおみかみ)が天の岩屋に隠れた時,その前で女神天鈿女命(あまのうずめのみこと)は、楽しげに踊って岩戸を少し開かせた。
ちなみに、彼女はストリップの開祖だと言われている。
だからか、宮崎出身のストリッパーは多い。
昔、NHKのヒットドラマ「夢千代日記」にも場末のストリップ劇場が出てきた。
このドラマはとても良かった。
夢千代役の吉永小百合の貝殻節の踊りはドラマの白眉で、実に可憐で魅力があった。
♪何の因果で 貝殻漕ぎなろうた カワイヤノー カワイヤノ♪
その「カワイヤノー カワイヤノー」の時の仕草が実に可憐だった。
その後見た、伊豆の踊子役の若い吉永小百合で御座敷で踊っていた姿も実に可憐だった。
彼女の日本舞踊の才能は天性のもののようだ。
夢千代日記でのストリッパーあさこ役を緑魔子(夫は石橋蓮司)が演じていた。
彼女は、私の高校の一つ上の先輩だ。
本当は同学年なのだが、早めたい彼女の個人的な事情があったのだろう。
後輩には元貴乃花夫人だった河野景子や、社会党の福島瑞穂がいる。
福島瑞穂は例外だが、美形で頭の良い女の子が多い高校で、世に出た女性は多い。
ところで、スタイルの良さと官能的なのは別物だ。
スタイルが良い人とデートするのは楽しいが、
深い付き合いとなると魅力が失せる。
簡単に言えば、裸にするとまるで棒を組み立てたバービー人形で色気がない。
それをいくら説明しても女性たちは理解してくれない。
「誰になんと言われようと、痩せてスタイルがいい方がいい」と全否定する。
これは男にしか理解できない感覚なのかもしれない。
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