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2023年8月 3日 (木)

B29空襲。ムスタングによる機銃掃射。2023年8月2日

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「戦争の足音が聞こえる、束の間の平和」以下の戦争画の導入部として、平和な戦前風景としてこの絵を描いた。
この時代の豊かさに戻ったのは戦後・昭和35年だった。
それ以降、日本は驚異的な高度成長期に突入した。

日本の文化や民度が形成されたのは近年ではない。
数千年の歴史の上に築かれたものだ。
日本伝統の凛とした美しさを、この絵に込めた。

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「爆撃へ向かうB29編隊」戦争について描いている。初めの空襲は高高度から行なったが、極めて命中度が低く、めぼしい戦果を挙げられなかかった。それで低空からの爆撃に変わった。
その結果、地上砲火で損傷する爆撃機が増えた。
その支援基地のため硫黄島攻略が行われ、硫黄島基地により損傷機は助かるようになった。

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「空襲」戦争について描いている。売絵にはならないが、その片鱗を記憶する者の義務として描いている。
我々は一方的にB29には爆撃されたと教わったが、米軍記録は以下のようなものだ。

出撃総数33401機
損失485機
作戦中の損傷2707機
搭乗員戦死3041人
軽微な損傷は全機に及んだが、極めて頑丈な機体だった。
相当に大きな穴が空いても出撃基地まで何とか帰還できた。

日本軍機の迎撃は熾烈だった。
軍は空襲後半から米軍の本土上陸に備えて、迎撃機の温存を図った。
そのため、後半の迎撃は弱体化した。
しかし、猛烈な高射砲などでの弾幕で損傷するB29はほぼ全機に及んだ

本土作戦のために温存された迎撃機は驚くほど多量だ。
その点、空軍が壊滅して、完膚なきまで叩きのめされて降伏したドイツとは異なる。
日本の戦争継続能力に恐れをなした米国は原爆投下でとどめを刺した。
原爆投下は極めて非人道的で怒りを覚える。
しかし、ここでその議論を深める気はない。

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「p-51マスタング」戦争について描いている。
日田山中の露天風呂に入っていた祖母たちは、ムスタングの機銃掃射を受けた。
服も着ないで逃げたので無事だった。
その時、操縦士が笑って見ていたことを祖母たちは記憶していた。

空母発艦による戦闘機による機銃掃射は小さな町まで被害を受けた。
私が育った漁師町にも、あちこちに弾痕が残っていた。

子供の頃、私は戦争オタクだった。
あけてもくれても、戦闘機や軍艦や戦車の絵を描いていた。
まさか、大人になって描くとは思ってもいなかった。

私には終戦直後の焼け野原の記憶が鮮明にある。
阪神大震災の焼け野原に立った時、
それらが鮮明にフラッシュバックして驚愕した。
戦争記憶が鮮明なうちに記録して置こうと、
戦争画を描き始めている。

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