劇団四季・ライオンキングを有明の四季劇場で観た。2023年9月13日
レインボーブリッジから見えた東京エスオーシー 芝浦工場と高層マンション群。
ChatGPTに「次に記した言葉を再構成して、切なさを表現した俳句を作ってください」と頼んだ。
"晩夏・切なさ・名残・惜しむ・夕暮れ・白い塔・東京湾岸"
AIが作った俳句。
"白い塔に 夕暮れ晩夏の 名残切なく"
捻りがなくて飛躍がない。
俳句専門のAIならもっとましな句を作るだろう。
仕方がないので、自分で考えた愚作が以下。
"ゆく夏の 夕陽切なく 海の塔"
12日は劇団四季・ライオンキングの招待日で有明の四季劇場へ出かけた。
受付で創業70年の記念品を沢山もらった。
さらにライオンキング公演は25周年だった。
何度観ても新鮮な感動がある。日本人は一つのことを究極まで研ぎ澄ますのが得意だ。
早めに出て東京湾を久しぶりに眺めた。
ユリカモメからの風景は、超一級の都会風景だ。
車内は海外観光客が多かった。
ロシア人の小さな男の子たちが、先頭の座席で興奮していた。
何処の子供も乗り物は好きだ。
観光客の半数は台場で下車した。
しかし、乗り物好きの観光客も多く、乗り続けて窓外の光景にはしゃいでいた。
有明の四季劇場は久しぶりだ。
周りにマンションが増えたので、新たに商業施設ができていた。
有明の四季劇場は満席で熱気があった。
私の前席は小さな子供で、舞台を遮る頭がなくて、ストレスなく観劇できた。
舞台床には傾斜がつけられ、自然に全体が見えるように工夫されていた。
演者には大変だが、理想的な舞台美術が完成していた。
演出も、新しい曲調が増え、初めて見たような感動があった。
幾度も見た演目なので、今回はメインではなく端の方を注視した。
その他大勢でもしっかりと演技していて、さらに感動が増した。
終わってから、スタンディングオブザベーションがいつまでも続いた。
10時ころ劇場を出た。
ユリカモメの有明駅までの道、聞こえてくるのは外国語ばかりだ。
日本人と思っていた観客の多くはアジア系の海外の人だったようだ。
近年、四季は国際的になり、海外からの観客が増えた。
米国からの観客は本場で何度も見ている人が多く、日本語が分からなくても、台詞の意味は分るようだ。
帰りのユリカモメからの東京湾岸夜景も素晴らしかった。
ふいに「今年のクリスマスは横浜グランドホテル旧館の中庭を観に行きたい」と思った。
沿線のオフィスビルには灯りが灯っているところが多くあった。
窓際でパソコンを打っている女性が見えた。
帰りは深夜になるのだろう。
新橋の駅付近は蒸し暑かったのに、赤羽に着くと町全体に冷房が効いているように涼しかった。
帰宅は11時近くになった。
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