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2023年10月27日 (金)

心身ともに疲れた時のための絵。「ブギブギ」のラインダンス。2023年10月27日

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「子守歌・Lullaby」個人蔵。自然の中で眠るのが好きだ。
子供の頃は 大木の太い枝に板を渡して隠れ家をみんなと作った。
完成すると、友だちとゲームをしたり、おやつを食べたり、昼寝をしたりした。
真夏など、床の隙間から涼風が吹き上げて来て心地よかった。


眠れない夜は、寒い雨の野原にテントを張り、ぬくぬくと寝袋に入っている自分を想像する。すると、不思議な安らぎに包まれ、すぐに寝入ってしまう。だから、この作品は今の憧れを描いたものだ。ベットの脇で見守っている蝙蝠みたいなのは子守の精。コウモリ=子守のダジャレでもある。

この作品を選んだのは、心身ともに疲れているからだ。
22日日曜、風邪をひいて、夜には39度近く熱が出た。
コロナに罹ったと思っていると、悪いことに想定外のトラブルがやってきて対応に忙殺された。静かに休んでいればすぐに治る程度だがトラブルは長引いて、昨日あたりにやっと咳の症状は治った。

今日は8割ほど回復して気分はいい。そうなると都心に遊びに行きたくなるが自重している。

歳を取ると、ちょっとした不調に死を予感する。そして、元気が残っているうちにと無性に仕事がしたくなる。やり残した仕事が多すぎる。だが、計画を立てるのは無意味だ。淡々と今日できることを続けるのが正しい姿勢だ。人生の評価など良いか悪いか、どうでも良いことだ。

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「ブギブギ」偶然見た25日の少女たちのラインダンスには心底感動した。
笠置シヅ子が苦手なので、朝の連ドラはほとんど見ていない。
東京ブギブギは♪リズムうきうき 心ずきずき わくわく♪の歌詞もテンポも子供受けがよく、私たちはよく歌っていた。


笠置シヅ子が苦手だった理由は、彼女そっくりの大阪から来たおばさんが近所に住んでいたからだ。
彼女は、ズゲズゲといろいろ聞いたり言ったりするので、無口な田舎の子供たちは敬遠していた。

私が育った南九州の漁師町は、終戦直後でも米以外の食料は豊富で、都会からいろんな人が流れてきて住み着いた。
私の家族も終戦直後、母の町の知人から熱心に勧められて北九州から引っ越してきた。そして、私はその町で1歳の誕生日を迎えた。

笠置シヅ子そっくりの人は商家の小さな離れに住んでいた。"龍宮の髭"が植えられた小さな庭の片隅にトイレがあった。出入り口にカラン式の紺色琺瑯引きの手洗い器が下げてあった。紺色に白が荒くマダラに吹き付けられた模様を鮮明に覚えている。
手洗いの水タンクには消毒用の石炭酸が加えられていて、水が落ちる玉砂利は薬臭かった。
もしかすると、彼女は結核などの病気だったのかもしれない。大阪人らしく陽気にふるまっていたのに、子供たちを遠ざける雰囲気があったのは、そのせいだろう。彼女の記憶は短期間で消えた。すぐに大阪へ戻ったのかもしれない。

「ブギブギ」のラインダンスは良かったが、ドラマは引き続き見ることはない。しかし、ステージの場面は毎回、見たいと思っている。

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