ペロブスカイト光電池とアメ横情景。2023年10月17日

「水タバコ」煙を潜らせると水は白く濁る。

午後4時過ぎ、買い物へアメ横に出かけた。大量まとめ買いはしない。
重くなるし、こまめに買い物に行くのが楽しい。
今日のアメ横はアジア系が5割。欧米系が2割。日本人は3割ほどだった。
いつもの紅腐乳、りんごの「とき」、生姜を買った。
Lサイズ甘柿6個で1500円を1000円に値下げしていた。
買いたいがリュックが満杯なので諦めた。

アメ横中程に中東風のバーがある。
テーブルごとに水タバコの器具が置いてある。
今日は若い男が恍惚な表情で水タバコを吸っていた。
そのような作用はないが、雰囲気に浸っているのだろう。
水タバコは煙を水中をくぐらせるので、普通のタバコよりマイルドで害は少ない。
絵には中東風の男女を描いた。
しかし、この店で中東人を見かけたことはない。
客の大半はアジア系と日本人ばかりだ。
多分、ムスリムは酒を飲まないからかもしれない。

怪しげな真っ暗な裏通り。
雑然とした居酒屋外テーブルの間を抜けて、上野駅に向かった。
聞こえてくる客の会話は外国語ばかりだ。
水タバコを描きたくなった。
上野公園坂道入口にあるタリーズに入って、ティータイムカフェラテを頼んだ。
ここのクリーム入り甘いドリンク類は好きだ。
いつも空席がありテーブルが使いやすいので、この店をよく使う。

絵は小一時間で描き上げた。
その後、iPadをフリーWi-Fiに繋いでネットを開いた。
見るだけなら、iPadで十分だ。

帰宅してから、ニラと刻みベーコン入りの厚焼き卵を作った。
久しぶりに食べたら、とても美味い。

「ペロブスカイト」日本発の画期的な光電池だ。
しかし、この名前が覚えられない人は多い。
そこでこの絵を描いた。
「カイト＝凧をペロペロ舐めているブス」
しかし、私はこのタイプの女性も大好きだ。
だから、この女性は絶対に「ブス」ではない。
女性全てを魅力的に描いてしまうのは私の性癖だ。
「ペロブスカイト」は5年後は、幼稚園生からお年寄りまで口にするようになる革命的な日本発の光電池だ。
だからこの絵で、覚えにくい名前を覚えてほしい。

ペロブスカイト光電池は弱い室内光でも発電する。
今主流のシリコン太陽電池は厚く重くて板状にしかできない上、高価なので、製造エネルギー価格が安い中国が世界で独占している。

東京都は新築住宅の屋根にシリコン太陽電池を設置するようにと小池都知事が言い始めた。
都民は猛反対だ。
なぜならシリコン太陽電池は高価な上、廃棄処分に金がかかり、屋根に乗っけるには重すぎるし、景観を悪化させ、中国を利するだけだからだ。

このペロブスカイトはどのような形状にも塗料のように塗布できる。
材料はヨードと鉛。
ヨードの産出量は日本は世界2位。
鉛も自給できる。
塗布した屋根瓦などを使えば、景観を壊さず屋根を傷めず安価に設置できるす。
小池都知事は本当に悪運が強い人だと思った。

ペロブスカイト光電池は2009年に桐蔭横浜大学の宮坂力特任教授が開発した。
残念なことに開発当時予算がなく、国際特許は取っていない。
その結果、海外での開発が驀進した。
しかし、耐久性のある製品開発では日本メーカーがリードしている。
自動車メーカーも車体に塗布することを計画している。
実用化されれば、宮坂教授のノーベル化学賞は確実だ。