ぶんちゃんの肖像画。2023年12月18日
「ぶんちゃん」
10年以上前のことだ。
絵の納品に行く途中の公園で、知人に会ったので絵を見せていた。
すると通りがかりの知らない女性が「見せてください」と私たちの後ろから絵を覗いた。
喜んで見せると「私のぶんちゃんを描いていただけませんか」と、連れていたワンコを示した。
当然快諾した。
後日、その辺りに住む知人にぶんちゃんのことを話した。
するとその飼い主は警視庁の偉い方のお母さんだと話してくれた。
ホームページを通じてなら、見知らぬ人から絵の注文を受けることは多い。
しかし。路上でまったく面識のない人から注文を受けるのは初めての経験だった。
これは散歩の健康効果以外の幸運だろう。
飼い主とはコロナの頃、ワクチン接種会場で出会った。
ぶんちゃんはまだ元気だと聞いて安堵した。
小型犬は本当に長寿だ。
知人が飼っている27歳の雄テリアは、白内障で失明しているのに雌犬に会うとやる気満々だと笑っていた。
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