手作りかき餅、クリスマスース、冬のモンゴル、クリスマスの小春じい。2023年12月12日
かき餅が好きだ。しかし、市販品は私には味が濃すぎる。そこで、最近は自分で作っている。切り餅を薄く細かく切って2.3日乾燥。そのままでも美味いが、焼く前にだし醤油を薄くつけると更に美味い。
それをプラスチック製電子レンジ用餅網に並べて加熱。
40秒でも十分だが、私は少しこんがりさせたいので80秒ほど加熱する。
とても簡単で美味しい。
わずかな餅で満足感があるのがいい。
「クリスマスリース」以前、赤羽自然観察公園で知人がリース作り教室を開いていた。
素材は全て公園内で入手したもの。公園内で勝手に集めるのは禁止されている。
写真の素材、葛の蔓と松ぼっくりはその知人から貰った。
茶色の玉はヘクソカズラの実で、他の公園で集めた。
真ん中のフィギュアはカナダ在住の知人が送ってきた森の妖精。
荒川土手から、晴れた日は富士から奥日光までくっきりと見渡せる。
緑道公園の木々は葉を落とし始めた。
梢の間から見える空が美しい。
今年の冬は暖かく、ストーブなしで過ごしている。
すぐにクリスマス。それが過ぎれば、門松が立てられ正月を迎える。
近年、伝統行事が心に染み入るようになった。
人付き合いは疲れる。若い頃は後先考えずに気楽に人付き合いしていたが、気楽さがなくなった。
今は年寄が多いので、年長者への敬意を求めない方が良い。人付き合いは価値観の相克を伴う方が絶対に良い。
人付き合いは何かをやり取りすることだ。自分一人で完結しないので、かなりの確率でトラブルを起こす。与えたより受け取りが少ないとか、気前が良いとかケチだとか、人付き合いは変なものだ。多めに与えるように心がけていればよいが、それもまた思い違いが多いので困ったものだ。
「厳冬期のゲル・青いナムジル」パロル舎。ゲルはモンゴルの移動住居。折りたたみ式の木製骨組みを分厚いフェルト覆った住居でとても暖かい。モンゴルからシベリアにかけての冬は地球上で一番の無風地帯だ。
「冬のゲルからストーブの煙が空へ真っ直ぐに登って行くのが美しかった」
この絵本の監修をしてもらったモンゴル人学者が話していた。
外は-30度の厳しい寒気だ。
暖かいゲル内の家族光景は彼から聞いて再現した。
床のフェルトの下には断熱材として乾燥したひつじの糞が分厚く敷き詰められている。
「クリスマスの靴下」小春じいとタマとポチとゴジたちは大きなコンクリート管の家に住んでいた。だから窓も丸く曲がっていた。
子供の頃、台所の細い煙突を見上げて「サンタクロースはうちには来ない」と嘆いた記憶がある。
昔の男の子はお出かけの時、半ズボンに長靴下をはいていた。だから諦めずに、一番長い靴下を選んで枕元に置いて寝た。
夜中、気になって目覚めると長靴下に長い機関車と列車が無理やり入れてあった。嬉しくて、布団の上で「シュシュポッポ」と遊んでいたら「早く寝なさい」と母に叱られた。
当時は8時には眠くなって就寝していた。
だから、母に叱られたのは10時くらいだったと思う。
漁師町だったので、どの家も3時には起きていた。
私たちも4時には起きて、家の掃除や手伝いをやらされ、6時には学校へ出かけた。だから遅刻などありえなかった。
冬は薄暗いうちから、みんな登校して、朝礼が始まるまでたっぷり遊んでいた。
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