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2023年12月19日 (火)

「小春じい」彼は上野千鶴子氏とささやかにすれ違っていた。2023年12月19日

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「小春じい」と上野千鶴子氏とのささやかなすれ違い。
赤羽の本屋文教堂へカレンダーを買いに行った。
地域には本屋が10軒ほどあったが、今はこの一軒だけだ。
カレンダーは月めくりの月齢記入のある950円を買った。


そのあと立ち読みをした。
装丁に惹かれて手にとりページをめくるのは楽しい。
電子書籍にはそのような偶然の出会いでの楽しさがない。

家庭コーナーに上野千鶴子著「おひとりさまの老後」があった。
キャチコピーに累計150万部とある。すごい。
上野千鶴子氏は多忙なので、原稿仕上げはゴーストライターだろう。
印税はゴーストライターにも入るので大変な収入になったはずだ。


上野千鶴子氏とは、ほんの少しすれ違ったことがある。
昔、女性フォーラムに出席した。
出席者は様々な分野で活躍している女性たちだ。
講演者たちが女性問題などを語っているあいだ会場は静まり返り、真面目にメモする音だけが響いていた。

一通り終わった後、司会者が私に声をかけた。
「篠崎さん。男性出席者は貴方だけですので何か喋ってください」
事前にそんなことは聞いていない。
それなら破茶滅茶なことを喋っても構わないと言うことか。
そう思いながら壇上に立った。


その頃、私は母の介護をしていた。車椅子を毎日10キロほど押していたので、その体験を話すことにした。
「散歩コースの御諏訪神社わきは急坂です。
車椅子を押し上げるために体を低く全身で押し上げます」

「大変そう、お気の毒」との視線を会場から感じた。

「近くに都立校がありますので、女子高生が坂道の先を行くことがあります。
その時、私の視線は地面近くまで低くなっていて、スカート内は丸見えです。でも彼女たちは、車椅子を押す人は天使みたいに清らかな心だと信じています。だから、スカートの後ろを押さえて隠したりはしません」

そこで会場は爆笑に包まれた。
調子に乗った私はその後、次々と下品な話をオンパレードした。

話し終えると、女性週刊誌の編集者・社会学者・医学研究者などに囲まれ握手を求められた。
その中で一番大喜びしていたのが東大教授の上野千鶴子氏だった。

「貴方は面白い。素晴らしい」
彼女は大喜びして、新刊の「おひとりさまの老後」にサインを入れて贈呈してくれた。

その後「おひとりさまの老後」は大ヒットした。
そして版元から男性向けの男性版を書かないかと持ちかけられた。
「男は絵が入ってない本は買いません。漫画を入れると売れます」
提案すると「上野先生がそんな下品なことを許されるはずがありません」と一蹴された。
提案は間違っていないが、編集者は上野氏の機嫌を損ねることを恐れた。
そのうちに他社も同じような男性版を出して、全ての本が大コケしてしまった。
結局、男性版も上野千鶴子氏が書いたが、私の予想通りさほど売れなかった。


この手の本は男は買わない。
男は誰かに指導されることを好まず、自分で考えようとする。
却下されたが、男性版「おひとりさまの老後」のために考えたキャラクター「小春じい」は収穫だった。
それをきっかけに、彼にオカメペンギンのポチと宇宙人のタマを加えた漫画を描き始めた。


立ち読みをしていると、NHKの100分de名著「ヘーゲル精神現象学」斎藤幸平著があった。
ページをめくると「ひろゆき氏」の「論破」について書かれていて面白そうなので買った。
NHKテキストは要約されていて読みやすく、税込600円と安い。「
論破」については後日投稿しようと思っている。

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