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2023年12月17日 (日)

高橋真梨子・川は流れる 2023年12月17日

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「グーがいた日々」
同じ繰り返しの日常が楽しい人がいれば、楽しくない人もいる。
その違いは自由があるかどうかだ。
本当は誰にも束縛されていないのに、そう思ってしまうのは、少し勇気が足りないからだろう。


1970年あたり、新宿西口広場には自由を求めて大勢の若者が連日集まり、ギターを抱え歌っていた。
聞こえて来たのは「ひょっこりひょうたん島」などの歌詞を反政府的に置き換えた稚拙なものだった。

それを鼻にかかった甘ったるく歌うのを聞くと心底ゾッとした。
「こいつらは10年もすれば結構いい会社に入って、居酒屋で70年代は良かったなどとほざくのだろう」と思いながら、すでに大人だった私は、広場を駆け抜けていた。

故西部邁氏は東大自治会委員長として安保闘争に参加した左翼だったが、後年、右寄りの論客に転身した。
彼が好きだった歌謡曲の一つに高橋真梨子の「川は流れる」がある。
その歌詞には反戦とか反政府の言葉はないが、時代の空気を重く澱ませていた。
彼は2018年、寒い夜の多摩川に入水した。
その時、彼の脳裏に「川は流れる」が流れていたような気がしてならない。

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