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2024年1月11日 (木)

宝塚の踊り子さんとアハラノフ・ボーム効果。2024年1月11日

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昔、劇団七曜日の宣伝美術をしていた。
公演を通じて宝塚の踊り子さんと知り合い、花束を持って楽屋を訪ねたことがある。
建て替え前の古い東京宝塚劇場で、楽屋のある裏手はパリの裏通りのような雰囲気があった。


今日はどんより曇って気が滅入る。
おまけにニュースは地震と戦争の話ばかり。
そんな時は宇宙や量子力学の世界を覗くと気分が晴れる。

古い科学情報に、65年前の「アハラノフ・ボーム効果」を日本とカナダのチームが実験で確かめた、とあった。その実験は私には難解過ぎて正確な説明は無理だ。大雑把に言うと「存在確率マイナス1を観測した」と言う不思議な実験だ。

たとえばコインを投げて常に表が出るなら存在確率は1。
2回に1度表が出るなら確率は0.5。
まったく出ないなら確率は0。
マイナス1の存在確率とは、投げる前に表が分かることらしい。
簡単に言うと、未来から今へ逆に時間が流れていることを証明したようだ。

「アハラノフ・ボーム効果」によると、時間は遠い未来の宇宙の終末から現在へ逆に流れ、今の宇宙を形作っていると言う。
未来から今へ時間が流れているとしたら、実にロマンチックだ。だからと言って、79歳の私が18歳の私へ若返って行く訳ではない。それは広大な宇宙時間の話だ。
もし神がいるなら、神には宇宙の終わりから今の宇宙へ、時間が反転して流れて行く姿が見えるのだろう。そんなことを考えていたら、悩みを忘れてしまった。

先日、元女子アスリートと会った。
彼女はアキレス健断裂をして引退した。
私も、42と43の歳に左右のアキレス腱を断裂した。
私も走るのが大好きで、道路の手すりなど障害があると飛び越さないではいられなかった。
そんな無茶をしているうちに左右を切ってしまった。

病気や怪我の不幸話は盛り上がる。
互いに足首の手術跡を見せ合いながら、昔の事故の頃を懐かしく思い出した。

それにしても、思い出すのは昔の話ばかりだ。
だからアハラノフ・ボーム効果などに惹かれるのだろう。

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