緊急地震通報。2023年1月2日
「モンゴル伝承の民話・青いナムジルより」パロル舎は廃社して現存しない。
主人公青年ナムジルは遠征途中に生まれたラクダの世話をしている。
フタコブラクダは中央アジアからモンゴルにかけて生息する。
長い毛は織物に使われる。
対して短毛種のヒトコブラクダは中東から北アフリカに生息する。
正月早々、携帯の緊急地震通報に驚いた。
震源地の能登半島は直線距離では意外に東京に近い。
そのせいで長く揺れ、一句詠んだ。
きのえたつ 初鳴動に むな騒ぎ
夕暮れ、外出すると「緊急通報に驚いた」と話す会話が各所から聞こえた。
散歩道で顔見知りのイラン人親子に会った。
「こんにちわ」と言うと、幼い女の子がイラン語で「暗いのに、こんにちわだって」と母親に話していた。
「まちがえてごめんね。こんばんわ、おめでとう」
言い直すと、母親は娘を小さくつつきながら嬉しそうに笑った。
コメダ珈琲が18時まで開いていた。
コヒーを頼み、年賀状をチェックした。
6通はこちらから出していなかったので、後出し返信することにした。
長くあっていない知人からの年賀状に
「また、お会いしたいです・・❤️」
と添え書きしてあった。
彼女の18歳の息子がその年賀状を目にしたら、どう思うのか気になった。
三が日までに届いた年賀状は後出しで返信するが、それ以降は、来年から出さないことにした。
昔詠んだ冬の句。
目覚めれば 横顔寂し雪明かり
風やみて 薪が弾ける山の宿
行き果てて 脳髄凍る北海峡
夕みぞれ 黙して歩く鉛道
サザンカの 紅差す君を幻に
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