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2024年4月 3日 (水)

スティーブ・ジョブス最後の言葉。2024年4月4日

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スティーブ・ジョブス最後の言葉「私はビジネスの世界で成功の頂点に君臨した。 他人の目には私の人生は成功の典型的な縮図に見えるだろう。しかし、仕事以外は喜び少ない人生だった。人生の終わりには、私が積み上げてきた富など人生の一部に過ぎなかった。

病気でベッドに寝ていると人生が走馬灯のように思い出される。私のプライドだった名誉や富は、迫る死を目の前にすると色あせて何の意味もなさない。
暗闇の中で、生命維持装置のグリーンのライトが点滅するのを見つめ、機械的な音を聞いていると神の息を感じる。そして死が近づいて来るのを感じる。

今やっと分かったことがある。
十分な富を積み上げたなら、富とは関係のない他のことを追求したが良い。もっと大切な他のことを。それは人間関係や芸術や、若い頃からの夢かもしれない。
果てしない富の追求は私のように人を歪ませてしまう。富みによってもたらされた幻想ではなく、愛を感じとれる「感覚」を神はお与えくださっている。

私が得た富は、私が死ぬ時に持っていけない。
私が持っていける物は愛に溢れた思い出だけだ。
それこそが本当の豊かさで、ずっと一緒にいてくれるものだ。私に力をあたえ、行く道を照らしてくれるものだ。

愛はどこまでも、ともに旅をしてくれる。
人生に限りを決めつけずに、行きたいところに行きなさい。
望むところまで、高峰を登りなさい。
全てはあなたの意思の中にある。
全てはあなたの手の中にあるのだから。

世の中で一番犠牲を払う「賭け」は病床だ。
あなたは誰かを雇ったり、お金を稼ぐことは出来る。
しかし、あなたの代わりに病気になってくれる人を見つけることは出来ない。
物質的なものなら、失ってもまた見つけられる。
しかし一つだけ、無くしてしまっては再度見つけられない物がある。それは人生と命だ。

手術室に入る時、その人はまだ読み終えてない本が1冊あったことに気付く。 「健康な生活を送るための本」だ。
あなたの人生がどのようなものであったとしても、いつか人生の幕を閉じる日がやってくる。だから家族への愛を大切にしてください。
あなたのパートーナーのために、あなたの友人のために、自分を大切に扱ってください。そして同じように他の人も大切にしてください」

原文を翻訳しましたが、不十分な点をお詫びします。

2011年10月5日享年56歳。それはCEOを辞任して1ケ月後だった。
この言葉は彼の言葉として流布しているが、本当は彼の言葉ではないようだ。
しかし、彼の言葉だと解釈しても違和感はない。

インタビューに答える親友ウォズニアックの送る言葉。
「リーダーとしては厳格でこだわりが強かったけど、私にはいつも優しくいい友達でした。彼のことが恋しくなるでしょう」

彼の誤りは、晩年に歪んだ自然主義に陥ったことだ。早期に膵臓ガンの手術を受けて菜食主義を改めていたら、彼は今も生きていたかもしれない。

彼やビル・ゲイツやイーロン・マスクは米国で生まれた。彼らのような天才起業家は日本から生まれない。しかし、だから日本は良い国だと思っている

彼らは大勢の人命を救ったとか、平和をもたらしたわけではない。それに全く貢献しなかったとは言わない。彼らを育てたのは米国の厳しい格差社会であったことも事実だ。
世界は多様性があるから素晴らしい。彼らのような天才起業家が生まれないような日本を世界は必要としている。

既成概念を総て否定するロックは般若心経と似ている。
ロックでは決まりきった社会規範を否定し、激しい革新を主張する。だから文化の革新を目指したジョンレノンやスティーブジョブスたちはロックで、般若心経に心酔した。

ジョンレノンのイマジンの歌詞。
天国なんて無い・・地面の下に地獄なんて無い・・国なんて無い・・殺す理由も死ぬ理由も無く・・・宗教も無く・・何も所有しない・・そして、総てが無くなることで世界は一つになる・・
それらは般若心経の神髄と酷似している。

般若心経では正しい行いすら"無"だと言い切っている。それは単純な否定ではない。拒否も肯定も共に"無"として、あらゆる枠から解放され自然に生きることが本当の生き方だと説いている。
自然な生き方をしていれば人は悪いことをしない。自然に生きる限り、人は正しい行いをして煩悩から救われる。

般若心経は総てを"無"としているが、仕事の失敗や失恋のように過去を否定してはいない。般若心経では、総てを否定も肯定もせず「あるがままに受け入れよ」と説いている。
この世は常に移り変わり、留まることは無い。

沙羅双樹の花の色 盛者必衰の理をあらはす
おごれる人も久しからず ただ春の夜の夢のごとし・・・

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