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2024年5月24日 (金)

医療介護費健全化のために老人高額延命治療即時中止。2024年5月24日

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誰でも死ぬまでに一度は人気者になれる。
バブル期はすごい。
4500円のチケットでも巨大なサンシャイン劇場は若者たちで超満員だった。


出演者欄にいないその他大勢に、今活躍している芸人さんたちが綺羅星のようにいた。
「ダウンタウン」もその二人だ。

「今、関西で大活躍している新人の二人です」
彼らは紹介された。
私は舞台の袖からその光景を眺めていた。
眩しい舞台に飛び出して行った二人は大観客を前に緊張でガチガチに青ざめていた。
今では考えられないほど、当時の彼らには初々しさがあった。

出演者の中で一番面白かったのは「爆笑問題」だった。
打ち上げで私は爆笑問題に「必ずビックになるよ」と励ました。
彼らがその言葉を覚えていたとしても、私の記憶までは残ってないだろう。

彼らはそれから長く鳴かず飛ばずで、深夜放送で時折見かけるだけだった。
それが突然にビックになった。
そして、再び長い年月が過ぎた。
今は彼らに、そこはかとなく終り感が漂い始めている。
人はだれでも老いて行くようだ。

死期が迫った老人の延命治療をやめたら公的医療費は劇的に健全化すると言われている。
日本以外の先進国では特別なケースを除いて老人の延命治療は行われていない。米国の一部の州では、寝たっきり老人にスプーンで食事介助することさえ、患者の人権を侵しているとして禁止されている。

日本では人権派弁護士たちが横やりを入れるので、老人の延命治療中止は検討すらされていない。それどころか、公的機関が終末期再考の議論をしようとすると人権派活動家たちから潰されてしまう。
その根底に、病院収益を老人延命治療に頼っているもう一つの現実がある

ブタ天使のように、最期くらいは多幸感を味わいながら逝きたいものだ。
今の医療技術を駆使すれば、それはさほど難しくない。
しかし、死を敗北と考える医師が多く、それは検討すら難しい。

「眠るように死を迎えたい」
多くの人の願いだ。
それは高齢で天寿を全うした方たちには当てはまる。
しかし、余命を残して癌などで死を迎える人では難しい。

知人は言語を絶する苦悶の中で最期を迎えた。
それから50年近く過ぎたのに、その姿を思い出すと辛くなる。
知人は家族の強い要請で最期は大量の鎮痛剤が投与され眠るように亡くなった。

患者の人権を本当に考えるなら、医療関係者も人権団体も余裕を持って安らかな死を迎えられるように配慮して欲しい。

画像・33年前、コント大会ポスターのイラストを描いた。
デザインは印刷屋と相談しながら適当にやった。

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