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2024年6月14日 (金)

長命より好きに自由に生きられる方が良い。2024年6月14日

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映画「君の名は」は喪失感を巧みに描いていた。
深く愛し合っていたのに、三葉と瀧は互いに名前も姿も記憶から喪失していた。
その辛さが本物の喪失感だろう。

私は概ね躁状態だが、時折、深刻な鬱になって深い喪失感に囚われる。
これはとても辛い。
その時はひたすら散歩して解消を図る。


脳科学者によると、ひたすら歩くと右脳が刺激され休眠していたサバイバル機能が活性化する。それは古代人は普通に備えていたサバイバル能力でサードマン現象と呼ばれている。

古代人は遭難などで危機的状況に陥ると一人でに右脳が働き始めた。その時、実在しない何者かが現れて励まし助けてくれた。古代人はそれを神の導きだと信じた。宗教家は荒業で、その神秘的な現象を経験的に導き出している。

現代人は左脳で論理的思考をして、右脳で空間認識や芸術的思考を行う。しかし、現代人の右脳ではサバイバル能力は休眠したままだ。
しかし、危機的状況をきっかけにサードマン現象が現れることがある。
その時、先に亡くなった伴侶や親や子供や親友が幻覚になって現れる。

キリスト教国の米国人はその幻覚を守護天使だと信じている。
米国人の55パーセントは守護天使の存在を信じている。
そして10%は一生のうち一度は、幻覚として現れた守護天使を経験している。

ランニング好きの多くは、ランナーズハイと呼ばれる至福感を経験する。
それも右脳が刺激されたために起きたサードマン現象だ。
その時ランナーからは孤独感が消え、不思議な安らぎに包まれる。その心地よさのためにランニングを続ける人は多い。

私は両足のアキレス腱を断裂しているので走らない。
その代わりにひたすら散歩する。すると死別した親族や知人が幻覚のように現れて話しかけてくれる。死んだ母や兄たちと会話していると不安が消え安らぎにつつまれる。だから、深刻なうつ状態なると、ひたすら歩いて解消している。

昨夜のNHK番組で京丹後市を長寿の町として紹介していた。
その町で2013年に逝去された木村次郎右衛門さんは世界最高齢の男性だ。116歳54日というとんでもない記録は今も破られていない。
番組に登場したお年寄りは揃ってお元気だった。
その地方の人は、食生活など長命にとって理想的な生活をしているようだ。

私は健康オタクだが番組を見るのを止めた。
最近、この手の番組への興味が失せた。

それに関連して荘子の寓話がある。
・・楚王は荘子の才能を知って、宰相になってほしいと頼んだ。
荘子は飾り立てられた高貴な身分で窮屈に生きるより、低い身分で亀のように泥中で自由に生きたいと答えた・・

この話は好きだ。
長命は素晴らしいが、寓話のように自由に生き生きと暮らす方が良いと思い始めた。

画像は小学館・絵本雑誌「おひさのま」掲載の「おおおとこエルンスト・さむらいになる」文・寮美千子、絵・篠崎正喜。絵は侍になったエルンストと黒雲の戦い。

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