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2024年7月23日 (火)

お気楽なお口直しに「小春じい」2024年7月23日

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「昭和花あらし-26」のアップは今朝済ませたので、お気楽なお口直しに「小春じい」を入れた。
小春じいはビル清掃の仕事を始めたポチにたい焼きの差し入れを持ってきた。
しかし、ポチはタマの召使ロボットのゴジちゃんに仕事をさせて居眠り中。
ゴジちゃんに「何やってんだ」とポチ。
「困っていたので、お手伝い」と優しい女の子のゴジちゃん。
「困ったやつだ」と小春じい。

昨日は猛烈な雷雨だった。
ひっきりなしに、すぐ近くに雷が落ちた。過電流対策は万全だが、念の為にパソコンは落とした。電灯を消した薄暗い部屋から雨景色を眺めた。激しい雷鳴と稲光に猛烈な風雨。それなのに何故か、自然の静寂が心を満たしていく。

先日、画材を買いに新宿世界堂へ行った。新宿に到着早々はいつも「嫌な街だ」と不愉快になる。歩いている半数近くは海外からの旅行者。通りに面した店頭から冷気が流れ出てきて意外に涼しい。

世界堂は大混雑でレジへの長い列ができていた。この店内も外国人比率が高い。私の前に並んでいるのはラテン系の白人女性。
傍を絵描きっぽい男が乱暴に展示されていたイーゼルにぶつかって過ぎた。するとラテン系の彼女が倒れそうなイーゼルを丁寧に直した。
「えらい。優しいね」
小声で言うと、彼女は振り返ってニコリと笑った。
下げているのはメトロポリタン美術館の猫のトートバック。レジの列は長い、30分近く待つことになった。彼女は何か話しかけたげに幾度も私を見たが、気づかないふりをした。
心の中で・・朴念仁じゃないぞ。君の気持ちはよく分かるけど、私の歳は君の3倍以上だ・・ひたすら視線を合わさないようにそっぽを向いて時間を潰してレジを済ませた。

帰り道、アップルストアーで新製品をチェックして、新宿東口駅前広場のクロス新宿ビジョンの三毛猫をしばらく見上げていた。
すると、世界堂にいた彼女が視野に入って再び視線が合いそうになった。

「いい年をして、オレは何やってんだろ」そう思いながら埼京線化へ急いだ。新宿は変な街だ。訪れてからしばらくは不愉快な街なのに、いつの間にか若い頃の華やぎが戻ってきて好きになっている。

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