あつまれどうぶつの森が世界を変える予感がある。2024年9月13日
「ウサギのシチューを食べるウサギと、何も考えないチューリップ頭と、運命の女神が集う長い長いテーブルのお話し」コロナの頃、任天堂のあつ森(あつまれどうぶつの森)が世界的にヒットした。それはネット上のバーチャルな空間で、参加者たちが仕事を創出し協力し合うほのぼのとしたゲームだ。中国の弾圧が強まった香港では活動家たちが「あつ森」のアバターに扮して、ゲーム上でしたたかに政治活動をしていた。
当時のアナリストたちはコロナ後の覇権について、米国が凋落し中国が覇権を取ると考えていたが完全に外れた。アナリスト達の予想はいつも古臭い。
私見だが、従来型の覇権国家はやがて意味をなさなくなると思っている。
国家を超えて貧困層と富裕層の対立が深刻化し、最終的に新しい思想が生まれ、それが覇権を取ると予測している。
それは従来の左右のイデオロギーには属さない。ネットやAIを巻き込み、国の属性を超えた世界の民意が集結したバーチャル国家だ。そのようなバーチャル国家はミサイル攻撃にも、経済支配にも屈しないだろう。
「あつ森」に、そのようなバーチャル国家へ進化する可能性を感じている。
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