姓名判断の本当の意味。2024年10月28日
昔、横浜郊外を車で走っている時、ピンク色の客船形のラブホがあった。その記憶を基に描いた。
昔、姓名判断に凝っていた時期がある。
50年昔、東洋学を極めた野末陳平の姓名判断本がヒットした。
私も買い求め、どのくらい当たるのか実証してみた。
方法は、新聞記事に登場した不運な人を姓名判断することだ。
車の走行中に落石が当たって亡くなった人。
狩猟解禁中、流れ弾で亡くなった通りがかりの人。
ビルからの飛び降り自殺の人の巻き添えで重傷負った人などだ。
それらは極めて不運な人であるにも関わらず、悪い画数ではなかった。むしろ強運の持ち主であったりした。
それを2年ほど続けて行くうちに、姓名判断には別の意味があると気づいた。たとえば神社へ詣って幸せを願ったり、幸運のお守りを身につけるのと同じような安心のためだ。
もし、子供が良い画数でとてもいい名前を貰ったら、悪いことがあっても、明日を信じ希望を持って生活するだろう。それが姓名判断の正しい使い方だと思った。例えば、不運そうな「急死子」とか「極貧夫」など絶対に名前にして欲しくない。
ちなみに私の画数は、順風満帆大器晩成になっている。順風満帆運はすでに否定された。晩成の部分が当たってくれないと困る。
私が老いても頑張れるのは、晩成の画数なので、最後は必ずうまくいくと信じているからだ。
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