ハロウィン渋谷と御諏訪神社境内の柿の実。2024年11月26日
「2024・ハロウィン渋谷」ニャンコも仮装していた。描くのを中断したので、投稿は今になった。時間・過ぎてしまった年月に隔たりを感じないのは、人は時間の幅を記憶できないからだ。
時間の幅は記憶を時系列に遡ることでしか認識できない。
そして今現在も一瞬も休むことなく過去に取り込まれている。だから、人は今を認識できない。今は理論的に存在するだけだ。
ビルの端に 月疾走す寒の風
天使去り ペパーミントの夢醒める
御諏訪神社にお詣りした。賽銭箱の横に段ボールが置かれ柿が沢山入れてあった。「境内で採れた柿です。ご自由にお持ち帰りください」と書かれていた。それで、3個だけいただいた。
帰宅してその1個を食べると、香り高く甘味も濃厚だった。
東京の果実は近年美味くなった。
昔の柘榴は酸っぱくて食べられなかったが、近年は市販品と比べても遜色ない甘さだ。温暖化のせいかもしれない。
西日本特産のヤマモモも多く、6月になると大粒の実が赤く熟して落ちて、地面を赤く染める。
私はヤマモモを塩水に浸けて食べるのが好きだ。
今はまだ、椎の実が地面に落ちている。
郷里の椎の実は山の斜面に落ちるので集めるのが大変だった。東京は芝生に落ちるので、10分ほどで両手一杯は拾える。
食べ方は水に浸けると、虫食いのある実は軽いので浮く。
それを捨て、金網製の銀杏焼きで焼く。
パンパンと弾けたのを食べる。
その仄甘い味は、子供の頃の懐かしい思い出だ。
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