画家の妻子は父親を憎む。2024年11月23日
「音楽喫茶」
昨夜寝る前に、知人から勧められていたフジテレビのドキュメンタリーを見た。TVディレクターをしている息子が、孤独死した絵描きの父親の足跡を追った愛憎入り乱れた番組だった。
父親はスペインで現代アートの絵描きとして認められた。
しかし、なぜか妻子をつれて帰国した。
彼の作品は沈んだ色調の現代アートで、日本では売れそうに思えない。
その上、彼は酒と女が好きだ。
当然の成り行きで、絵描きは妻子に見捨てられた。
そして、妻は65歳で孤独死した。
弟は20歳で自殺した。
そして、絵描きは、75歳で焼死した。
死後を辿る番組で、見ていて辛くなり飛ばして見た。
絵に熱中する絵描きほど、妻子から疎まれる。
上手く行っているのは、売れている絵描きか、絵画塾などで収入を確保している絵描きだけだ。
売れる絵描きなど滅多にいない。
塾経営で収入を確保している絵描きは、経営にエネルギーを吸い取られるので作家として成功しにくい。
だから、絵描きは男女とも、独り身を通す者が多い。
独り身でも、周囲に迷惑をかけないわけではない。しかし、妻子に憎まれるより楽な生き方だ。
美しい女性画家なら、裕福な夫を得て成功するケースは多い。
しかし、男の絵描きが裕福な妻を得ると、なぜか浮気をしたり酒浸りになる。
番組のようなケースは珍しくはない。
アートの世界ではありふれた話だ。
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